新しく入居者をつけるときには、鍵を交換する必要があります。
入居者からすると、自分の前の入居者の鍵で開いてしまう玄関ドアなんて嫌ですよね。
大家や管理会社の知らぬ間に合い鍵を作られてしまう可能性もあります。
そのため、次の入居者が入る前には必ず玄関ドアの鍵の交換をします。
ただ、自分で鍵の交換となるとなかなかハードルが高いので、そんな方のために鍵の交換について記録しておきます。
1.シリンダーのメーカー・型番を把握する
ここが最初にして最大の核心です。
シリンダーの方はとにかく種類が多い上に、型番も寸法も似たようなものが多いので、正しいシリンダーを選ぶのに一苦労です。
メーカーはドアを開けたときの側面、デッドボルトといういわゆる鍵がにょきっと出てくる部分に刻まれています。

コツとしては、刻んである型番+寸法(シリンダー中央から延びているドライバーと呼ばれる部分の長さ)が元のシリンダーと同じかを押さえておくことです。
シリンダーが有効かどうかはドアの厚みに左右されますので、ドアの厚み方向の寸法を大きく間違えなければ交換できる場合が多いです。

今回のシリンダーは型番がネット上で売られている表記通りに刻まれておらず、
最終的に寸法から合いそうな交換シリンダーをMiwaのTHMシリーズのBタイプと推測して購入しました。
2.既設のドアノブを外す
シリンダーが手に入ったら(もしくは型番を突き止めるために先に分解することもあります)、
ドアからノブとシリンダーを外します。
先に室内のドアノブ側から外していきます。
外から分解できると防犯上まずいため、どのドアでも室内側に外すためのねじがあると思います。
今回は丸いドアノブタイプで、回す場所の付け根部分が反時計回りに回せました。
回したところにねじがあり、ドライバーで外していきます。

3.既設のシリンダーをドア枠から外す
ドアノブ側とドア側面のねじを外すと、シリンダーとその周囲の枠が外せるようになります。
外す際、ドア側面のデットボルトを掴んでドア内部に落ちないように注意しましょう。
また、外した部品は必ず部位ごとにまとめて置き、ねじ類は養生テープ等で転がらないように注意しましょう。
さらに、汚れやさびがある場合は、分解したこのタイミングできれいに掃除するとGoodです♪

4.新しいシリンダーをドア枠につける
既設のシリンダ―がねじ込んである部品に、新しいシリンダーをねじ入れます。
鍵穴の向きは後で回して調整できるので、この時点で完璧に合わせる必要はありません。
5.既設のドアノブをドア枠につける
後は、外した順番の逆順に部品をドアにつけていくだけです。
ここではネジをドライバーで絞めこむときに、ねじ穴に沿って入れること、抵抗を感じたらすぐに締め込みを止めてやり直すことが大事です。
結構タイトな寸法の場合、ねじ穴に入れる角度に余裕がないことがあります。
ねじ入れづらいからといって、無理に力を入れると、ねじ穴が破損して使えなくなります。
私はよくシリコンスプレーをねじ穴とネジそのものに塗布してからねじ入れます。
こうすることで滑り良く入り、無駄にネジ穴を痛めません。
次に作業をするときのことを考えて、ねじ穴を破壊してでも入れ込む、という姿勢は改めましょう。
6.新しいシリンダーが付属の鍵で開くか、ドアノブの動きに異常がないか確認する
すべての部品を元に戻したら、シリンダーに付属していた鍵で問題なく錠が回るかを確認しましょう。
鍵の回転にがたつきや引っ掛かりを感じる場合は、部品のどこかがかみ合っていない可能性がありますので、もう一度外して付け直します。
また、ドアノブの回転方向が元のものと逆転していないか、鍵の施錠がスムーズかどうかも確認しましょう。
こういう確認作業は、日々使うことになる入居者の気持ちになって行うことを自戒しています。
余計なトラブルを避けるためには、大変でも今、施工中に不安をなくしておくことが賢明です。
以上で、玄関ドアの鍵交換の作業は終わりです。
お疲れ様でした。
ちなみに、この鍵の交換作業、入居者が入れ替わるたびに行う必要があると書きましたが、必ずしもシリンダーを買い替える必要はありません。
例えば、異なる入居者A, B, Cがいて場合、この順番に入居したとしましょう。
Aの入居時にはaのシリンダーと鍵を使用
Bの入居時にはbのシリンダーと鍵を使用
Cの入居時にはまたaのシリンダーと鍵を使用
こうすることで新たなシリンダーcを購入する必要はなく、費用を抑えることができます。
この考えは不動産投資家の藤山雄二先生の動画で知りました。
不動産はお金がかかるだけに、抑えられるコストを抑えることが肝要です。
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