営業スタイル、打ち合わせの相性、見積もりの内容で選ぼう
正解の業者はいない?
リフォームをしたいと考えた時、まずはリフォーム業者を探します。
しかし、たくさんのリフォーム業者の中から自分のニーズを満たしてくれる業者をどうやって見つければいいのでしょうか?
これは難しい問題です。
建物や間取りに正解が一つではないのと同じように、リフォームの仕方は費用、進め方なども千差万別で、「ここを選べば絶対に正解」となるようなリフォーム業者というものはありません。
しかし、「ここを選ぶと絶対に失敗する、後悔する」というリフォーム業者はいます。
そこで本記事では、リフォーム業者選びで失敗しないための見極めポイントを解説します。
営業スタイル
営業スタイルとは「どのような方法で集客をしているのか」というやり方のことです。
例えば、訪問営業、新聞やWebでの広告、ホームページを通じた問い合わせ、SNSを利用した周知活動など、様々なスタイルがあります。
この中で、「訪問営業」は絶対にお勧めしません。
訪問してくる業者は「お宅の外壁を見たんですが、ヒビが入っていて~」や「このエリアでシロアリ被害があって~」など、いろいろな理由をつけてリフォームを持ち掛けてきます。
そういった業者は素人の不安をあおって、その場で営業し、すぐに決断させてきます。
必ず断りましょう。

おすすめの営業スタイルはホームページの問い合わせ待ち、SNSを利用した集客方法です。
ホームページをしっかり作り、どんな施工が得意でどのような仕上がりかをきちんと掲載するというのはエネルギーとコストがいることです。
しかし、良質なお客様はきちんとホームページまで観てくれるという想いのもと、コストをかけてホームページを作りこんでいるのです。
また、自分からお客様のところへ出向くのではなく、来てくれたお客様に手厚いサービスを施すという考えの業者も多いので、ホームページがしっかりしている業者は信頼ができる傾向があります。
また、SNS発信を行っている業者も信頼がおけます。
SNSは流行に左右されやすいですが、逆に言うとSNSを運用している業者は流行やユーザーのニーズをきちんと把握し、一定のITリテラシーを持っていることを表します。
さらに、SNS運用は大きな宣伝広告効果があるにもかかわらずノーコストで行えるため、広告宣伝費分を施工や資材のグレードに割り当てられる余地があります。
最後に一括見積サービスに登録している業者さんについてです。
一括見積サービスはユーザーが一度に見積もりを取れ、業者は広い間口からお客さんを呼び込めるため、良いサービスといえます。
しかし、必ずしも一括見積サービス内で業者のクオリティを担保していない場合もあり、上がってきた見積もりや打ち合わせの相性によって、どの業者さんを選ぶかを考える必要が出てきます。
これについては後述します。
ホームページが充実しており、SNS運用をちゃんとしている業者がおススメ!
訪問営業は断固としてお断り!
打ち合わせの相性
さて、営業スタイルや一括見積サービスによる絞り込みができたら、業者とやり取りをして施工範囲の決定や見積もり作成のための打ち合わせを行います。
この打ち合わせを通して、連絡手段の選定やレスポンスの良さ、担当者の人柄やこちらの意を組んでくれるか否かといったことがわかります。
リフォーム工事は規模にもよりますが、数日から数か月かかることもあります。
その間、気持ちよくやり取りできるようにするには、打ち合わせ時に違和感を感じないかどうかが非常に重要です。
この時の違和感を無視して工事を進めてしまうと、「言いたいことが言えなかった…」、「仕上がりイメージが違った」、「担当者を変えてもらって一からやり直しになった」などの問題が起こりやすいです。
業者は専門家ですが、お客様との取引において上下関係はないため、対等の立場で気兼ねなく話せるかどうかを見極めましょう。

イマイチな業者だと、こちらの希望に対して予算の上乗せのみで対応しようとする、レスポンスが遅い、電話しないでほしいと伝えてるのに電話で連絡してくる、といったことが頻発します。
こうした業者に通じることは、顧客のニーズよりも自社の都合を優先している点です。
良い業者というのは、自分たちの専門性の高さが故の顧客との情報の非対称性を良く自覚し、顧客が不安に思わないように選択肢を示してくれるものです。
また、予算とやりたいことのバランスを取ろうとしてくれるかも非常に重要です。
良い業者は「予算ありきでやりたいことができない」、「やりたいことありきで予算度外視」というアンバランスな状況を避けるべく、様々な提案をします。
お客様へのヒアリングの際も、「絶対に必要」と「できればやりたい」といった要求度も併せてヒアリングし、予算と優先順位のバランスを重視します。
この打ち合わせの段階ではご自身の直感を大事にし、違和感を感じた業者にはきっぱりとNo!ということが肝心です。
連絡方法、頻度、質問しやすさなど、直感的な相性を大事にしましょう
悪い業者は自社の都合でお客さんを振り回します
予算とやりたいことのバランスに配慮しているかも注意しましょう。
見積りの内容
最後に、打ち合わせを経て提出された見積もりを見比べてみましょう。

一般的な見積書では「単価、個数や延べ数、小計」といった内訳がきちんと書かれています。
一方で、悪い業者の見積書では、「○○一式」といった形で、合計金額のみが書かれている見積書を出してきます。
顧客が詳細に踏み込めないように、厳密な数字を出さず詳細をぼかしているのです。
一式とまとめられてしまうと、どんな部材をどれだけ使うのか、部材費と施工費の割合がわかりません。
ひいては適正な価格で施工が行われているのかがわからず、「業者に言われるがままに支払う」ということになりかねません。
詳細な単価や内訳を記載することは、もちろん負担がかかりますが、お客さんの不安を考えるときちんとした内訳を記載するのは業者の責任と心意気だといえます。

見積書に部材費や単価、延べ数などの詳細が書かれておらず、「一式」とだけ書いてある見積書には要注意!
まとめ
本記事では悪い業者の見分け方を3つの観点から解説しました。
①営業スタイルが訪問営業
②打ち合わせで温度感が合わない(合わせられない)
③見積書に内訳が書かれておらず「一式」でまとめられている
リフォーム工事は数百万円、数千万円かかる大きなイベントです。
施工に自信を持ち、顧客の立場で考え行動できる業者を見つけて、後悔のない選択をしましょう♪
コメント