戸建て物件は高騰、物件によっては割安、一棟アパートは地域によっては狙い目だが、平均して高騰気味
競売不動産の高騰について
今に始まった話ではありませんが、競売不動産の落札価格が上昇しているように感じます。
別の記事でも競売の市況について書きました。
市況高騰中に不動産を購入するべきか?
青森の築30年の物件、基準価格の4倍以上の値段で落札されてる…
— エナクト@築古不動産 (@EnactEstate) October 26, 2021
競売がオワコンと思われるのも無理はないですね🤣 pic.twitter.com/hnddgpClnj
千葉、築25年、非線引き区域の戸建て。
— エナクト@築古不動産 (@EnactEstate) October 27, 2021
競売物件はサイヤ人じゃないと勝てないみたい。 pic.twitter.com/AdRqMN8rGb
実際のデータを分析してみる
最近、狙っていた物件の落札価格と入札(予定)価格をまとめてみましょう。
データは2020年9月~2021年10月のものです。
私が目をつけていた物件のみですので、ゴリゴリの主観と独断の入った抽出データであるのはご了承ください。
平均倍率 | 中央値 | 最低 | 最高 | データ数 | |
アパート | 257.48% | 258.10% | 104.77% | 446.25% | 5 |
戸建て | 229.56% | 222.15% | 79.69% | 651.09% | 52 |
アパートと戸建てでまとめてみると、意外なことに戸建ての倍率(売却基準価格に対して落札価格が何倍になったか)はアパートの倍率よりも低いです。
感覚的には戸建てがおしなべて高騰、アパートがやや高騰気味という印象だったので、意外な結果です。
戸建ての倍率の振れ幅が非常に大きく、ものによっては600%の物件もあることから、高騰しているというイメージが強いのでしょう。
またアパートは売却基準価格が高いため、高騰しても倍率には反映されにくかった、収益性で見るため無茶な個人実需の値付けがなされなかったなどの要因が考えられます。
戸建ての場合は自己居住用の物件として、収益性度外視の値付けにより落札価格が跳ね上がることが結構あります。
入札戦略
こうしたデータから見ると、倍率のやや上あたりを狙うと落札しやすそうです。
戸建て:売却基準価格の2.3倍で入札
アパート:売却基準価格の2.6倍で入札
ただ、競売の目的は落札することではなく収益を上げることですので、自分の利回りの基準から外れるようであれば落札するべきではありません。
ただ、入札するにも振込や送料などの実費がかかるため、自分の利回り基準から算出した入札価格が今回のデータから見たような平均倍率よりもあまりにも低いようなら入札を見送るのも手です。
また、 平均倍率よりもはるかに高い入札価格が産出された場合、平均倍率に寄せて入札することで効率よく落札できるということも考えられます。
感覚値だけではなくデータとしてまとめておくと、長い目で見たときに効率の良い投資ができるはずです。
したらな!
コメント